仔犬知識


仔犬が家へやってくる仔犬がきたら…最初の一週間は絶対にいじらない。

 

うまれたばかりのこいぬはたいへんデリケートです。

仔犬を刺激しないようにそっと見守ってやりましょう。もし疲れて眠ってしまったときは、目が覚めるまで静かにそのままにしておきます。

急に一人ぼっちになって、知らない所に連れて来られた仔犬は、ただでさえ疲れています。

この時期のいじりすぎはストレスによる下痢、食欲不振などが大変多いので、くれぐれも仔犬を興奮させたりしないように気をつけて下さい。

 

1.落ち着いて眠れる場所を用意する。
2.睡眠を十分とらせる。15~18時間が必要です。
3.抱き上げたり、騒いで起こしたりしない。(玩具やぬいぐるみを入れると良い)
4.温室に注意する。10月~5月はヒーターをいれる。
5.予防接種を受ける。伝染病の予防接種が完了するまでは散歩させない。
6.仔犬を連れて外出または、来客を避ける。
7.入浴は一週間後。

 

乳歯について
乳歯28本は3~4ヶ月頃から生え変わります。乳歯が抜ける頃になると、歯基がムズムズするために、いろいろなものを噛むようになります。

トイレのしつけ
仔犬は、目が覚めたときや食事の後、また遊びの後によくおしっこします。おしっこしたいとき、仔犬はそわそわしたり、床の臭いを嗅いだり落ち着きがなくなります。 そのときは、そっと褒めてあげます。おしっこのときを見逃さず、決めておいたトイレに抱いて連れていきます。
トイレで用を足すまで待ち、うまくできたら優しい声で「トイレちゃんとできたねぇ」っと褒めてあげます。褒めて教えるのが一番の近道です。

 平均寿命

わんちゃん・ねこちゃんは10~15年というみじかい命です

わんちゃんには飼い主がすべてです、責任をもって最後までたいせつに飼って、かわいがってあげましょう

犬・猫と人間の標準年齢換算表
犬(猫)
人間
犬(猫)
人間
1才
1ヶ月
48才
8年
3才
2ヶ月
52才
9年
5才
3ヶ月
56才
10年
9才
6ヶ月
60才
11年
13才
9ヶ月
64才
12年
17才
1年
68才
13年
20才
1年半
72才
14年
23才
2年
76才
15年
28才
3年
80才
16年
32才
4年
84才
17年
36才
5年
88才
18年
40才
6年
92才
19年
44才
7年
96才
20年
 

 

仔犬の食事



仔犬に食事を用意するに当たって、仔犬が必要とする栄養などについて十分理解を持つことが大切です。

出来るだけ主食はドックフードにして下さい。
ただし、食い付きの悪い犬やストレス状態のある仔犬は、栄養のあるものを与えて体力が落ちないようにしましょう。(ブドウ糖を用いる)

餌の給与量 体重 添加するもの
生後1ヶ月~満3ヶ月(30日~120日)  1kgにつき50g/1日分  ミルクとカルシウム、グルコース 2~3回食
 生後4ヶ月~満6ヶ月(120日~満10ヶ月) 1kgにつき35g/1日分 ミルクとカルシウム 2回食
 生後7ヶ月~満10ヶ月 1kgにつき25g/1日分 カルシウム 2回食
 生後10ヶ月~12ヶ月 1kgにつき15g~20g/1日分 カルシウム 2回食

 

与えてはいけないもの

■消化しにくいもの
 ピーナッツ、豆類、タコ、イカ、こんにゃく、椎茸
■香辛料
刺激が強すぎ、嗅覚を麻痺させるのでいけません。
■鶏の骨
縦に裂け、その橋が尖っているので、口に刺さったり、飲んで腸包を傷つけたりするので、危険です。
■玉葱
絶対に与えてはいけません。玉葱の成分が赤血球を破壊し、貧血を起こします。
■甘いもの
肥満、糖尿病の原因となるので与えないで下さい。チョコレートの与え過ぎは、中毒を起こす事があります。
■濃いめの汁
味噌汁、肉じゃが、すき焼きの汁も要注意です。人間が食べているものは、塩分の取り過ぎとなります。 犬は味覚ではなく嗅覚で食べるのですが、濃い物を食べつけると慣れて味の濃いものを欲しがるようになります。 一般に犬は人が一日に取る塩分の3分の1までなら平気といわれています。

 

食べてもいいもの

■牛肉、鶏肉、白身魚、豚肉(缶詰にあたる)、あくのない野菜、卵黄、チーズ、ヨーグルト、果物

   いずれも少量

 注 6ヶ月まで食べてはいけない物

  パン、牛乳、かまぼこ、竹輪、ジャーキー類(仔犬用のは良い)

  排便などのしつけは環境に慣れてからにしましょう。

ワクチネーション


こいぬ・こねこは、おかあさんと離れて生後2ヶ月前後で一人立ちします

その頃になるとおかあさんから貰っていた病気と戦う免疫がなくなるので

1ヶ月間隔で計3回の予防接種をかならず行います。

 

3回接種が完了する前に連れて帰る場合は、3回まで予防接種をしてあげましょう。


■以上の事柄が守れないと… 精神的ストレスがかかり下痢をしたり、食事をとらなかったりします。

  ・食事をしっかり食べたか確認する。

  ・便の状態を見る。


■元気がないと思ったらすぐに相談しましょう。

  ・狂犬病の予防注射は3ヶ月以降は獣医さんに相談

  ・フェラリア(蚊にさされてなる病気)の予防は5月〜11月に飲み薬で予防します。